ポートランド市は全米で最も住みたい街№1に選ばれ、札幌市とも姉妹都市です。その地にある日本庭園は、海外の日本庭園として№1の素晴らしい庭園で、地元の方、観光客(年間60万人来場)にも大変人気のあるスポットです。
この度、北海道陶芸会とオレゴン陶芸家協会との陶芸家同士の交流のご縁で、その日本庭園から作品展開催(下記掲載)の依頼を頂いたことは大変な喜びでした。
開催期間中、会員17名が渡米し、デモンストレーションやギャラリートークによる陶芸技術の交流、ハイスクールでのワークショップ、ポートランドコミュニティカレッジ(陶芸や彫刻の施設や授業)見学、オレゴン陶芸家協会(OPA)のメンバーの工房やギャラリー見学、OPA会員宅でのホームステイ等を通して、陶芸に関わることだけではなく、生活・自然や環境・街づくりなどに対する考え方等多岐に渡り交流を深めることができました。
折しも、令和元年5月1日を姉妹都市の仲間と共に迎えたことも感慨深く、お別れパーティーでは、皆で心を込めてハナミズキの歌を贈りました。
2019.5.6.
この度、アメリカ・オレゴン州・ポートランド市日本庭園(PJG)にて北海道陶芸会展「Northern Lights: Ceramic Art of Hokkaido Revisited」を4月27日~5月27日まで開催いたします。この度2008年4月にPJGにて第1回の展覧会を行って以来11年ぶりの展覧会となります。
本展覧会では、札幌市とポートランド市の姉妹都市60周年を記念し、日本庭園の招待展として、キュレーター松山幸子氏の構成により、道内各地の北海道陶芸会の21名の作品と30名の抹茶碗を展示いたします。
当会が発足以来培ってきた北海道の開拓精神を大切に、自由で魅力ある作品を海外で発表する機会をいただいたことに感謝し、会員一同、思いを込めた作品を発表いたします。
この展覧会が北海道陶芸の新たな可能性への挑戦になると共に、多くの道民の皆様に陶芸の楽しさ、素晴らしさの啓発と普及活動、そして国際文化交流の一助となれば幸いです。
2019.1月吉日
左上 北海道陶芸会作品展示会場(昨年度京都展会場風景)
右上 新パビリオン 隈研吾設計 右建物レセプション会場
左下 抹茶碗展示会場 新パビリオン内 Tanabe Gallery
右下 レセプション会場(昨年京都展)
上記出品作家~左上から 阿妻一直・石川雅昭・尾形修一・海藤慎二・木村初江・小山七郎・
柴田睦子・高井秀樹・多田昌代・種谷賢・張浦華・中村照子・中村裕・原田昭・福盛田眞智子・
前野右子・三上慶耀・三津和広・森収吾・山田祥子・小山耕一
他抹茶碗出品作家~上記作家・愛澤光司・小甲楠緒子・田嶋裕子・田中豊・錦織宏・西村文子・八谷弘美・藤田明子・三橋エリ